投稿日: 2022-03-21
文章を書くことは難しいです。goryugoさんは文章を書くことのポイントは、下書きだと思ってとにかく書くことだと言っていました。
下書きマインド執筆法 - by goryugo - ナレッジスタック
とにかく書くときには、箇条書きや途中で終わらせず、最低限文として成り立つように書くことがポイントです。
(この文章は、下書きマインド執筆法を実践して書いています。)
プログラミングを学んで文章にまとめているときに感じたことは、プログラミングを学ぶには実際にコードを書くことが一番効果的だということと、自然言語は曖昧な文章が書けてしまうということです。
プログラミングはものづくりです。絵を書かずに絵を上達することができないことと同様に、コードを書かずにコーディングがうまくなることはできません。技術書を読んで実際に実践しないのは、絵の書き方の本を読んで実際に描かないのと同じです。技術書の内容を文章にまとめることにも効果はあるはずですが、コーディングの場合は実際にコードを書いたほうが効果が高いはずです。
実際にコードを書くことのほうがなぜ効果が高いかのはなぜかというと、自然言語が曖昧だからだと思います。例えば「〜なのはなぜか?」という問いに対して「Aだから」という文章を書いたとします。これは自然言語では意味が成り立ちます。しかし、本当の理由がAでなかった場合、この文章を書くことにはどれくらいの効果があるのでしょうか?
英単語が日本語の単語と直接対応しないことから分かるように、単語には複雑な意味があります。そして、それらを組み合わせてできる文章の意味はより複雑です。文章を書くためには、実際に文章を書くしかないのでしょうか?
文章を書くときの最初のほうのステップを、図やプログラミング言語を使うことで厳密にできるのではないかと考えています。今書いているようなブログ形式の文章は、下書きマインド執筆法を使ってとにかく書くことが効果的です。しかし、Zettelkastenを構成するような意味がはっきりとしたノートは、別の考え方や道具を使うともっと上手く書ける気がしています。