慣れるまで執筆はトップダウンに行う

リンクを使ったノートの整理術を学び、記事というのはアトミックなノートを組み合わせて作っていくボトムアップなアプローチが効果的だと考えていました。

このやり方で見落としていたのは、「公開を前提にして書くことで文章の質を上げられる」という事実です。この事実が抜けていたため、放置状態の公開されない文章の断片をたくさん溜めてしまいました。

ここから気づいたことは、ナレッジ管理のための執筆をはじめるときは、まずはトップダウン的なアプローチで記事を作って公開するのがよいということです。大事なことなのでもう一度繰り返しますが、文章は公開を前提して書くことによって質が上がります。

記事を書いて公開したあとは、その記事から重要な事実を抜き出してノートを作るとよいでしょう。繰り返すことでアトミックなノートが蓄積していき、それらを組み合わせて新しいアイデアを作れます。

まずはトップダウンのアプローチではじめ、分解して組み合わせることに慣れてくれば、どちらから始めても（トップダウンでもボトムアップでも）質の高い文章が書けるようになるはずです。

メモ

とりあえず文章を書いてみることの重要性と効果は、下書きマインド執筆法を実践することで実感できました。